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映画 バニシング2本立て。

「バニシング」という映画を観たくなり、近くのツタヤまで行ってきたのはいいものの、
借りてきたのが、同名の異なる映画「バニシング-消失-」。
というオチを最初に書いてしまったが、
こっち(-消失-)のバニシングのほうも、なかなかの名作。
 
どちらのバニシングも、サスペンス映画だけど、
まずは、ジェラルド・バトラー主演のバニシング(2018年イギリス)から。

1900年にスコットランド沖の北大西洋に浮かぶ孤島で3人の灯台守が忽然と姿を消した「フラナン諸島の謎」と呼ばれる、実際に起きた事件を大胆な解釈で描いた作品。
 
25年も灯台守の仕事を続けているベテランのトマス、短気で粗暴な大男のジェームズ、新米の若者ドナルドの3人は、6週間にわたって灯台を灯し続ける仕事のため、スコットランド沖の無人島にやって来た。嵐の夜の翌朝、3人は崖の下で瀕死の男を発見し、救助しようとするが、男がいきなり襲いかかってきたことから、自己防衛のため3人は男を殺してしまう。死んだ男の荷物の中には金塊がぎっしりと詰められており、動揺しながらも欲望が湧き上がる3人の前に、金塊を求めた2人の男がやって来て・・・。
というストーリー展開。
 
120年以上たった現在でも未解決のままなので、
「講談師 見てきたような 嘘を言い」ではないけど、エンターテイメントとしては非常によく出来ている。
この先もおそらく未解決のままだと思われるが、この作品の結末に1票。
ちょっと恐ろしく、背筋がゾクッとする結末。
ということで、★★★☆☆
 
そして、間違えて借りてきた(笑)「バニシング-消失-」(1988年、オランダ・フランス合作)。

ある日突然消えた恋人を捜す執念と亡霊にとり憑かれたかのような男が、次第に精神的に追い詰められていく姿を描いたサイコサスペンス。

観ていて気分が悪くなりかけるものの、それ以上に展開に引き付けられて、いつのまにか終わっている、そんな印象。
106分なのでそこまで長くなく、途中でダレてしまうこともなく。
93年には監督のジョルジュ・シュルイツァー自身のメガホンにより、「失踪 妄想は究極の凶器」(ジェフ・ブリッジス、キーファー・サザーランド、サンドラ・ブロック出演)としてハリウッドリメイクもされているらしい。すみませんまだ観ていません・・。
 
ストーリーは以下。
 
オランダからフランスへ車で小旅行に出がけたレックスとサスキアだったが、立ち寄ったドライブインで、サスキアが忽然と姿を消してしまう。
レックスは必死に彼女を捜すが手がかりは得られず、3年の月日が流れる。それでもなお捜索を続けていたレックスのもとへ、犯人らしき人物からの手紙が何通も届き始める。
 
いかにも、という展開で、いかにも、という流れ。
 「女性が失踪し、彼女を愛していた男が行方と真相を探る」という基本プロットは、ノワール映画としてはオーソドックス。
 
しかし、元々サイコパスで余裕綽々の男と、事件のせいでサイコパスに片足を突っ込んでいる男が邂逅してから、物語は真相に向けてドライブしていく。
 
この映画の視点は、真相を探るほうなのか、それとも犯人か?

恐ろしい脚本と巧みな映画的語り口が光る、伝説の映画と言われるのも納得の一作。
ハッピーエンドなのか、それともバッドエンドなのか、作品を観た人に委ねられる、人の好奇心を手玉に取った、とてもよく練られた作品。
映画への没入感はありました。

ということで、★★★★☆
 
そういえば、失踪ものとしてはA・ジョリー主演「チェンジリング」もありましたね。
これも実際に起きた誘拐事件(取り替え事件)をベースで作られた物語。
時間のある方は、ぜひどうぞ。

面白いサスペンス映画などがあれば、ぜひ教えてください。
 
2021年02月03日 23:07
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